モンドセレクションの審査内容
モンドセレクションの審査内容について、各カテゴリごとに概要を説明します。
約100項目にわたる様々な審査項目があり、そのひとつひとつについて審査員が審査をして、点数をつけていきます。
そのすべての審査内容は公開されておりませんが、いかに示す内容は審査内容を知るうえで手掛かりとなる情報です。
食品
専門審査員
食品の評価にあたっては、モンドセレクションは、ミシュランスターシェフ、ユーロトック会員、アカデミーキュリネール・ド・フランス会員、その他の高名な機関、国際的に名高いペーストリーメーカーやチョコレートメーカー、大学教授、科学技術者、栄養コンサルタントなどの一流の専門家たちの協力を得ています。
評価プロセス
評価プロセスにおいて科学的かつ法規重視のアプローチにより一般的なテイスティングの範囲を超えた審査を行います。モンドセレクションの食品の審査員は、各々の知識と経験を分かりあうための時間をとり、個々の製品に対し、細心の注意を払い評価を行います。試飲会では、製品の品質に焦点を絞った統合的な分析により構成されています。
評価基準
この評価では、ISO規格(5492:2008)などの国際規格、法規制、および業界のガイドラインに従って製品の固有の品質が考慮されます。
専門家は味、香り、質感、風味、口当たり、その他の関連する官能基準などの感覚的品質だけではなく、使用される成分、製品の構成に関する情報の明確さ、パッケージ、使用方法の容易さ、取扱説明書などの他の重要なパラメータも消費者のために公正でグローバルな分析を保証することになります。
- パッケージ
パッケージのデザイン、ラベルとその情報、使用材料、使いやすさなど。 - 外観
製品のプレゼンテーション、色、明るさ、彩度、形、サイズ、構造、輝き、密度、通気など。 - 香り
ブーケ(嗅覚のセット)、複雑さ、ハーモニー、強さ、匂い(フルーティー、野菜、海洋、ミルキーなど)、オフノート、繊細さなど。 - 味
タイプ、ハーモニー、複雑さ、アロマ、苦味、甘味、塩味、酸味、旨味など。 - 後味
味の持続性、強度、残味など。 - 質感&口当たり
製品の粒状度、硬さ、湿気、乾燥。
破断性、粘着性、咀嚼性、粘着度、弾性など。